高齢者とペット

今日はわたしの身近にいる犬の話です
現在ペットと暮らしていない人にもあてはまる話です
ちょっと長文ですけど読んでくださいね

離れた場所に住むわたしの両親は
犬を飼っています

先代の犬が老衰で亡くなり、しばらくして
再び犬を飼いたいと両親が言い出した時に
わたしは両親の年齢を考え、また、躾ができないことを知っていたので
子犬から飼うことに猛反対し
里親募集中の成犬を迎えることを勧めました

が、
わたしの意見は無視されました
ふだん親孝行していないと肝心な時に説得力がないのですね・・・


高齢の(超高齢です)父はペットショップへ行き
子犬を買いました
わたしに知らされたのは購入後半年過ぎてからです
その犬、ジローくんは今年6才になります




〜高齢者がペットを飼育することについて〜

保護猫の里親募集をする際に
高齢者のみで住んでいる場合はお断りしています
ただし、駆けつけられる近い距離に家族が住んでいて
その方が後見人として
譲渡誓約書に連名で署名していただける場合は
トライアルに進むことはあります

飼い犬や飼い猫は長生きするようになりましたから
終生飼養を誓っていただくには
飼育者の年齢が大事な条件になるのです


わたしの両親の
犬との接し方を見ていて思うのは

・注意力がない(人間の食べ物や薬の誤食の危険性大)
・欲しがるとなんでも食べさせてしまう
・犬の年齢に見合った運動量をこなせない
・ブラッシングなどマメなケアができない
・犬からのメッセージに気づけない

などなど
観察力、記憶力、筋力、反射神経の衰えにより
犬の世話に手が届いていない、だけでなく
誤食の場合は命にかかわるので
見ているとヒヤヒヤします

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両親の家に行った時は一緒にお散歩します
名前を呼ぶと笑顔でカメラ目線をくれるジローくん


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両親は抱っこをしないので
わたしの膝の上が大好きなジローくん
声をかけると必ずわたしを見てくれます



ジローの存在は
両親にとってかけがえのないものになっています
ジローの後見人は
子犬を飼うことを勧めた兄夫婦(遠距離住まいですが)です
兄夫婦が引き取れない事情が生じれば
もちろんわたしがジローを引き取ります



高齢者はペットを飼うな、と言うつもりはありませんし
一緒に暮らすなら
高齢者もペットも元気にのんびりと笑顔で過ごせることを望みます

その一方で
高齢者が入院した、施設に入った、亡くなったなどの理由で
飼育していた犬猫の行き場がなく
動物愛護センターに持ち込まれたり
動物愛護団体に相談がきたりというケースが増えています

誰でも年をとるのですから
誰にでも起こりうることです

だからこそ

これから高齢者がペットを飼う予定がある人
知人や親族や両親にそのような予定がある人は

高齢者の体力でも世話が行き届くような
ある程度年をとった成犬成猫で
性格や癖、しつけの状態がわかる(犬の場合は犬種も選ぶとよいでしょう)
里親募集中の保護犬猫から選ぶことをお勧めします
そして里親になる場合は
近隣に住んでいるご家族がお互いに合意の上で
後見人になってあげてください


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ふわふわのベッドをプレゼントしたら
さっそく寝転がって喜んでくれた



〜ペットを売る店について〜

ちなみに
ジローが売られていた店は
バスが通る大通りに面したふつうの個人経営の店です

店舗ですから商品を売っているのですが

高齢者がペットショップを訪れ
ショーケースにいる子犬を買いたいと言い

躊躇せず売る店は

その子犬の飼育環境は?終生飼養できるのか?
全く関知していない店ということです

売れた後の商品(犬)について考えていないということは
仕入れる前のこと、つまり

子犬がどのような環境で生まれたか?
母犬の飼育環境は?
ということにも関知していないということです

そして
商品(動物)を店に卸す業者の中には
健康な生体を産むことを考えていない繁殖業者や
素人繁殖する人がいます
不衛生な飼育環境の中、過剰な出産回数を母犬に強いて
子犬をたくさん産ませます

量産するために動物を扱っているのですから
利益につながらない犬は用無しです

ジローを生んだ母犬、兄弟犬、同じ飼育環境にいた犬たちは
今頃どうなっているのでしょう・・・



これからペットを飼う予定のある人は
店頭に並ぶまでの流通の背景を知ってほしい
その商品(動物の命)を売るに値する店なのか
知ろうとしてほしい、と思います
そして
買う以外に
保護動物を家族の一員に迎えることを選択肢に加えてほしいです





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↑里親募集中の猫の詳細ページ載っています
里親会以外に保護ボラさん宅での面会が可能なのでお問い合わせください


「動物の愛護及び管理に関する法律」の改正を求める署名
法が改正されることで、悪徳繁殖業者によるむやみな繁殖や
不適正飼養者による遺棄やネグレクトなどを防ぐことができると
殺処分頭数を減らすことにつながります
動物好きの人たちひとりひとりの気持ちを
伝えられるこの機会を逃さずぜひ!


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脱走防止対策をしよう


脱走防止にアコーディオンカーテンの使用例

まだ間に合う!外猫の不妊手術!←飼い猫もね

ふわふわベッド


 



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猫バンバン

猫好きの人たちは冬になると
目にしたことがあるであろう
「車に乗る前にバンバン」という注意喚起

車の中に入り込み寒さをしのぐ猫たちを
追い出してから発進させてねという意味

NISSANが
この冬にタグを作って動画配信している

#猫バンバン PROJECT MOVIE by NISSAN #KnockKnockCats

テレビでは流れないにしても
SNSで猫に関心がない人にも広まったのではないだろうか
運転する家族友人知人に教えてあげてね



さて
家猫修行中の黒猫豆たんは
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うちに慣れてきたようで
タイガとの距離が縮まってきた

わたしにもだいぶ心開いてくれて
ゴハン催促にキッチンまで来て鳴いたり
表情豊かになってきた

3段ケージは
豆たんがくつろぐスペースになっているけど
タイガが点検に入ったり
それを外から豆たんが観察したり
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遊び盛りの豆たんなので
タイガも気分によっては
追いかけっこの相手をしたりしているよ

豆たんが来てから
サヤはほとんど窓辺にいて
豆たんとの相性を心配したけど
悪くはないみたいで、ホッとした

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タイガがくっついてくれるのが
サヤにはいちばん安心だね



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↑クリック↑里親募集中の猫の詳細ページ載っています
保護ボラさん宅にいる猫たちです
里親会以外に保護ボラさん宅での面会が可能なのでお問い合わせください







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脱走防止対策をしよう


学んだこと備えること

ここ数年のできごとから受けたショックが
尾をひいて低空飛行のままだった
東日本大震災
愛兎ふわりの死
身内が子犬を購入
年下の友人の死 、、、
、、、
時の流れが癒してくれることも確かにあって
今年の3月11日は
だいぶ心が落ち着いていると自覚した

それでも、地震を感じると
あの大きな揺れの再来かと一気に不安が押し寄せる
だが、教訓は忘れまい
今も東北は復興を続けているのだから
学んだこと備えることを活かさねば、ね

うさぎのつきとふわりが眠っているお寺へ
お参りにいってきたよ
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彼らは病死と老衰だった
いまでも感謝しているよ、つき、ふわり



時は流れていくけれど、忘れてはいけないこともある

身内が購入した子犬は今年3才になる
飼い主(買い主)は老人夫婦、恥ずかしい話だがわたしの両親だ
ふたりとも、犬のトイレしつけができない人だ
以前も犬と暮らしていた
もちろんトイレも、まてもおてもおすわりもできなかったが
犬としては幸い長生きしたほうだと思う

看取った犬と同種犬と暮らしたい、と聞いたとき
わたしはもちろん、里親募集している保護犬を勧めた

老人が子犬を買うという選択は、絶対にして欲しくなかった

年齢を考慮すれば子犬なんてとんでもないし
保護犬なら、トイレしつけができている犬もいる
両親が暮らしている地域で里親募集中の
同種犬の情報を集めて伝えたけれど
・・・無駄に終わった

わたしに内緒で、両親は店で子犬を買い、
しかも、そのことを明かしたのは半年たってからだった

時間がたてば済むと思ったのか、
実際に犬に会えば情が湧いて、納得すると思ったのか、
いずれにしても
命を軽視していないだろうか?

わたしの意見が無視されたのは
これまでの生き方が、自分の言葉を届かなくさせたのだろう
家族に対する思いの希薄さ
家族と距離を保たないと生きてこられなかったわたしの
病気に対する偏見(これはしかたがないことで、
家族であれば理解可能とはさらさら思っていない)

3年前に、両親に子犬を買うことを勧めた兄は
トイレしつけされていない犬を
いずれは引き取るという覚悟はできているだろうか・・・
「そのつもりだ」という言葉を確かにわたしは聞いている

兄と義姉には「保護犬保護猫は飼いにくいだろう」
という先入観があったのだと思う

わたしの場合は
たまたま人慣れしていない保護猫を預かり
家猫修行の期間があるけれど、
保護犬猫が人慣れしにくいと思われるのは
大きな間違いだ

トイレもできて、人懐こく行儀の良い保護犬はたくさんいるし
猫は、ほとんどの場合トイレしつけは必要ないし
人なつこい保護猫もたくさんいる

もうすぐ3才になる両親の犬
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このこに罪はないし、もちろんバカなわけでもない
悪いのは、トイレしつけができない前例がありながら
店から子犬を買う両親だ

そして
老人に子犬をホイホイと売る店
売った犬がどのような暮らしをしようとも関係ない
繁殖犬(母犬)がどのような環境で生きていようとも
見て見ぬフリなのは、店だけでなく消費者もだ

税金を使って殺処分されるのは
人間が持ち込んだ犬猫たち
動物が病気になったから、動物が年をとったから、引っ越しするから、子供が生まれるから、
人間側の勝手な理由で飼養放棄されている

「わたしたちはそんなヒドイことしない」

と、今、思ったあなたにこそ
店から買う選択をしないで欲しい

里親さんとのご縁を待っている成犬成猫たちは
トイレしつけもできていて性格もわかっているから
家族構成や生活パターンに合った犬猫を選ぶことができる


そして
すでにペットと暮らしている人は
考えて欲しい
家族や親戚がペットと暮らしている場合も
想像して欲しい

飼い主が必ず終生飼養することは前提だ
だが、想定してみよう

自然災害で避難する可能性もある
(環境省はペットとの同行避難を推奨しています
 ・災害時におけるペットの救護対策ガイドライン
 ・備えよう!いつもいっしょにいたいから

また、
飼い主が急病や事故で家に帰れない日がくるかもしれないことを
想定して

話しあってみませんか



遺言書をかくこともおすすめします
家族(飼い主)は不死身ですか?~必須連絡帳を残そう~


「買わないことからはじめよう」
 TINAの毎日が猫曜日? 2015.5/22記事






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保護ボラさん宅にいる猫たちです
里親会以外に保護ボラさん宅での面会が可能なのでお問い合わせください



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