里親Iさんの正式な家族となりました
お見合いの記事の一文を覚えているでしょうか
〝泣きそうなほど嬉しかったエピソードは、実はもうひとつあるのですが
長くなるので、そのお話はまた後日にします〟
このエピソードも今日ご紹介しますね
お届け後から、頻繁にメールやりとりをしています
名前は「どん」のままで
里親Iさん宅に日に日に馴染んでいることが伝わってきます
どんくんは生まれてからずっと、少人数の大人としか接してこなかったので
お見合い日に、家族全員で足を運んでいただいたIさんのお子さんたちと接したときに
大人と子供の違いを感じているように見受けられました
なので
新しい生活環境に慣れると同時に
大人2人、お子さん3人の家族形態に少しずつ馴染んでいってほしいなぁと思っていました

Iさんは数日にわたる夜鳴きに耐えてくださり
お子さんたちもどんくんに常に優しく声かけをしながら
静かに見守ってくれました
今では、お子さんたちのピアノの練習をピアノの上で見守ったり
(↑これってスゴイし微笑ましいしこの光景を見てみたい)

オモチャを振って遊んでもらったり
お子さん就寝後は、ご主人とさらに遊んだりスキンシップを重ねて
のびのび甘えられるようになりました

さて
ここからエピソードの内容です
お見合い日に、里親募集ページやココにも書いてこなかったことをお話ししました
それは
どんくんの心臓に雑音があること
お見合い日より少し前、カゼ治療のため数回通院していたときに発覚しました
ですので、カゼをひいていなければわからなかったことです
でも、今、治療が必要というものではないのです
子猫の時に雑音があっても成猫になると消える場合もあるし
心臓に雑音があっても長生きする猫はいるし
雑音がない猫が心筋症を患う場合もあります
そして
どんくんの天真爛漫で素晴らしい個性、家猫に適している甘えん坊な性格とは
なんら関係のないことです
心臓に雑音があることを聞いたご主人は少しショックを受けたようでした
思い描いていた猫との暮らしとのギャップを感じたのかもしれないとわたしは思ったのですが
違いました
ご主人はわたしの目を見ておっしゃったのです
「だったらなおさら、うちの子として迎えてできるだけのことをしてあげたい」
年に1回のワクチン接種の際に、心臓の音の経過観察をしてくださいとわたしが言うと
奥さんはこうおっしゃいました
「半年に1回、診察を受けるようにします」
Iさんはどんくんのすべてを受け入れる決意を示してくださいました
わたしがどれだけ嬉しかったか、感動したか、わかってもらえますよね
お見合い日のこのようなやりとりの後
冬休みの間に、脱走防止対策や壁ステップを手作りしてくださり
年明けにお届けしてから
どんくんはIさんちの末っ子として、愛されて幸せに過ごしています

うつ伏せ寝しているご主人の足の間におさまり
奥さんとお姉ちゃん(かな?)にナデナデされているどんくん
Iさんのおかげで
どんくんは真の家猫になることができました!
ありがとうございます
感謝します
1月末には猫の発情期が始まります
「生まれてしまった」にならないように

飼い猫も外猫も不妊手術を!

●マイクロチップも入れよう

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