DVDで観た「シークレット・サンシャイン」

シークレット・サンシャイン [DVD]『シークレット・サンシャイン』
2007年韓国
監督・脚本・製作:イ・チャンドン

チョン・ドヨン
ソン・ガンホ

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“守ってあげたい”世界を信じられない私は、この作品を見て、
「もしかしたら・・・」と希望のようなコメディのような、妄想を抱いた。

ソン・ガンホ演じるジョンチャン、こんな奴、この世にいるんだろか?
「俗物」のふつーの男。

自分の“好き”を疑わず、“好きな人”から目をそらさず、“自分”でありつづける男。

好きな人が哀しみの極地で狂った時、“ただそばにいる”ことができる男。

彼女とともに路上で歌い、友人たちにからかわれ、
その友人たちといつものように談笑し、明日を楽しみに思える男。

あんなアホ男、アイツはある意味白馬の王子?
いるのか?あんなヤツ?


いるかも・・・。
そんじょそこらに、ほっこりある日射しのように。
と、思わせてくれる素晴らしい作品。

ジョンチャン(ソン・ガンホ)が好きな女性シネを演じた
チョン・ドヨンは第60回カンヌ国際映画祭で主演女優賞を受賞。

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DVDで観た「蛇にピアス」

蛇にピアス [DVD]『蛇にピアス』
2008年
原作:金原ひとみ
監督:蜷川幸雄

吉高由里子
高良健吾
ARATA

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私は吉高由里子が好きなので、これは気になっていた作品であった。
レンタル半額期間になると出払ってしまい、借りるチャンスを失っていて、
先日再びの半額クーポン期間にやっと借りることができた。

まず、吉高さんの脱ぎっぷりにビックリである。
で、それだけでなくそれ以上なので、あらあらそんなことまで?!である。
ちなみに私は原作読んでいないんだけど。
なんというか、もっと心理描写をヒリヒリと美しく観たかったなぁ。

ルイ(吉高由里子)が、
痛みを感じないと生きていると実感できない、とか
アマ(高良健吾)を愛おしく思う気持ち、とか
シバ(ARATA)に惹かれ、殺されてもいいと思う狂気、とか。

伝わってくるけど、あからさまな表現が前面にきてかえって残念。

吉高さんがたとえば顔の表情だけで、何をされているのか、
スクリーン越しに伝えるのは確かに無理かもしれないし、
今の若く美しい彼女だからこそ、撮れる画だろうけど、ね。

もしかして、蜷川監督が「舞台ではできない表現を映像で」と思うと、
こうなるのかなぁ…と思ったり。

ちなみに、こんなところにあの俳優さんが?!というキャストなんだけど、
小栗旬くんだ、とすぐにわかった私はある意味スゴイかも(笑)
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DVDで観た「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」

実録・連合赤軍 あさま山荘への道程 [DVD]『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』
2007年制作
監督:若松孝二
脚本:若松孝二、掛川正幸、大友麻子

坂井真紀
ARATA

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浅間山荘事件というと私は、
雪山の山荘に鉄の玉がドシャーンって当たる
最後の最後の場面がまず思い浮かぶ。
これまでも映画やドラマになっているのを見てきているけど、
実際に何が起こっていたのか、知らなかった。
つまり、何故山荘に籠っている人がいて、
警察や機動隊が長時間苦戦して、
クレーンでぶら下げた鉄球ぶつける、なんてことになっているのか?

DVDをレンタルしてきて、一回目見たときは理解できなかった。
登場人物の言葉についていくのもやっとだし、
やっていることも、衝撃的で目を疑うような場面もあるし、
でも、愚かで悲しくて。
なんなんだ?この世界は?

「総括」を辞書で調べた(w
それでもわからんっ、ていうかもっとわからなくなった(汗

1972年、ほんの数十年前に実際にあったことだ。
特別な人間じゃない。学生たちだ普通の。私も遠山美枝子のように
ヘルメットを被り、山へ行き、総括とは?と考えていたかもしれない。
DVDを結局三回見た。エンドロールはもっと再生して見た。
生き残った登場人物たちは、その後もすさまじい人生を送っている。
今も生きている。

レンタル返却したあと、結局DVDは購入した。


坂井真紀が起用されていることは、すごくわかる気がする。
年齢的にはちょっとずれているけど、あの瞳あの表情ができるのは
彼女しかいない。
若い俳優陣で、パッと見で名が知れている俳優は他にはARATA、
山荘に行き着く5人をはじめ、若い俳優たちが素晴らしい。

ちなみに昨日気づいたんだけどJTのCMイギリスの扉篇の男性は、
森 恒夫 役の地曵豪(じびき ごう)さんだね。

'08年の第20回東京国際映画祭で「日本映画・ある視点」部門の作品賞を、
ベルリン国際映画祭では最優秀アジア映画賞と国際芸術映画評論連盟賞のダブル受賞。
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