心残りからの出会い そのニ

「その一」
からのつづき

*--------------*

後日、捕獲場所の餌やりさんによくよく聞いてみれば、
「後ろ足不自由なコは2頭来ていた」らしく
仔猫3頭がゴハンをもらっていた。
黒白仔猫と、
後ろ足不自由なキジ白、
もう一頭も後ろ足不自由でかなり警戒心強く、人がいるとゴハン食べないコ。

三兄弟だ。

うちに今いるのは左後ろ足先端が無いキジ白だ。






余計心残りが深まった。
2頭、仔猫のうちに何故、後ろ足先端切断状態になったのか。
気持ち悪い心残りだ。






あのめっちゃ警戒心強いコ、捕獲できても
家猫修行がかなり困難と思われる。
餌やりさんも猫ボラさんもそう言う。
でも
でも
でも

・・・やってみよう。

わたしは秘かにそのコの名を決めた。
「トーマ」






4月中旬以降
トーマは以前程現れなくなったと、Aさんは言う。
メイン餌場をよそに見つけたか?




4月下旬
これでダメならあきらめよう。

捕獲機と同サイズダンボール箱2個作成し、
Aさん餌やり場と、もうひとつの餌やり場に設置をお願いする。
箱の中でゴハンを食べるのに慣れされる作戦。

数日後、様子を教えてもらう。
トーマも他猫も人がいなくなると、箱中でゴハンを食べているそうだ。
でもやはり他の餌場がある気配あり。

捕獲日を決める。

この日は朝からゴハンあげず腹ぺこ状態にしてもらう。
夕方、捕獲機設置。Aさんも手伝ってくれる。
トーマは、
一度人を見ると数時間姿を見せないくらいとても警戒心強い。
現れた親猫や兄弟猫にゴハンをあげていると、
遠くの暗がりにトーマを見つける。
でも、わたしたちの気配に逃げてしまう。

夜になっていた。
あちこち懐中電灯で照らして探す。
そして
トーマが潜んでいる場所を発見。

つきあわせるのは申し訳ないのでAさんにはお帰り頂く。
親猫や兄弟猫の食べっぷりからすれば、
トーマも同じくらい腹ぺこのはず。

20時。
捕獲機を移動し、潜んでるトーマのそばに設置。




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Category: 【サヤ】

心残りからの出会い その一

考えてみれば
わたしは自分で捕獲・手術した猫は
リリースするのみだった。

「サヤ」はわたしの住む街で保護し
家猫修行する最初の猫。
120428saya
避妊手術が済んだサヤ

仮名はサヤ。
いずれは里親募集する予定。

サヤとの出会いは長い序章がある。
ちょいとそれを記しておく。
長いのでふたつにわけようかな。





*--------------*

「アイツがはらませている」と
わたしの住む街のある餌やりさんに長年
悪者扱いされてきたデカ猫を手術したくて気にしていた。
餌やり場所が分からなければ捕獲は困難。
2011年正月
ある場所で、エサ待ち体勢のデカ猫を見かけた。
でもそれきり、その猫と会うことはできなかった。


2011年夏
その場所で、Aさんは黒白猫にゴハンをあげていた。
デカ猫写真を見てもらう。
「ゴハンあげたことあるけど、
2月頃、傷だらけでやせ細っているのを見かけたのち、
姿を見なくなった」と教えてくれた。

黒白猫の避妊手術を考えてくれるのなら、
捕獲と手術の手伝いをするからと
わたしのケータイ番号をお教えした。
(ふだん、わたしはそんなことは言わない)




2011年12月、ケータイが鳴った。
Aさんは言う
「黒白猫が10月に仔猫を産んだ。
不妊手術して欲しい」

・・・はぁ、産んでしまったか。
・・・あの夏に手術しとけばよかったのに。

12月末、黒白ママ猫を捕獲、避妊手術、耳カットしてリリース。
Aさんはとても協力的で、手術代をあらかじめ用意してくれ、
「役に立てて欲しい」と残金を受け取らなかった。
「仔猫たちの手術代用意できたら連絡します」と言われた。

111225mama




年明けて、
2012年2月下旬
Aさんから仔猫2頭の手術依頼。

うちの預かり猫の頭数も増えていた時期、
ふわり(ウサギ)の体調も気にしていた頃だった。

でも、生後半年になるし春の繁殖期前にやらないと。

3月初旬
病院に手術予約をいれ、捕獲決行。
Aさん今回も協力してくれる。
幸い、黒白仔猫が一頭で現れ、捕獲機に入る。
オスメス判らず病院へ。結果メスだった。

120301ane





残り一頭は後ろ足が不自由なコだった。
Aさんの希望は「保護し里親探して欲しい」だった。
でも、
うちはもうケージとフリーでいっぱいだ。
ふわり(ウサギ)は体調回復途中だ。
3.11から一年が過ぎようとする時期で、
わたしの体調にも波があり
ふわりと預かり猫たちとの生活にいっぱいいっぱいだった。

Aさんに事情を(自分の体調のことは伏せて)説明し、納得してもらう。
翌週に病院へ予約を入れ捕獲日を決める。
Aさんは捕獲機の扱い方も覚えてくれ、協力してくれた。
現れるまで夜までかかるも、
ラッキーなことに後ろ足不自由なコが一頭で現れ、無事捕獲。

オスだった。
片足先端が切断状態、傷は癒えていて
獣医さん曰く「その後の成長に支障なし」
歩くのも走るのも3本足とは思えないくらい普通に過ごしている。
手術と共に耳カットしリリース。




とりあえず終わった。

でも

心残りだった。

「リリース」と「保護」の境目で揺れていた。
3本足というハンデ抱えての外猫生活。
猫ボラさんに相談した。

生後半年ならまだ間に合うかも。
再度捕獲し、家猫修行し、里親探しをする。
やってみるか。







一ヶ月後

4月初旬
オスだし、捕獲機への警戒心薄れていることを期待。
再度捕獲機設置。

難航。

元々、人が見ているとゴハン食べない警戒心の強いコだ。
捕獲機見るだけで逃げてしまう。

Aさんは捕獲機を預かってくれて、
餌やり時間に合わせ、何度も仕掛けてくれた。

しかし難航。

日を改めて、猫ボラさんの助けを借りる。
日没後、別の餌やり場所を見つけ、その方の同意を得て
捕獲機を仕掛ける。
Aさんと猫ボラさんには帰って頂き、
わたしは残り、他猫が入らないよう気をつけつつ時がたつのを待った。

夜9時過ぎ、懐中電灯片手に捕獲機をそっと覗く。

いる!
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Theme: | Genre: ペット
Category: 【サヤ】

何もかもが懐かしい

「地球か
 もはや何もかもが懐かしい」
と言ったのは沖田艦長だっけ・・・


最初の(2011年11月)
フー!シャー!バシッ!とやっていた頃が
もはや懐かしく遠い記憶・・・

120422siro1
里親様が決まった夜はこんな風に
ゴロンゴロン転がって甘えモードだった白ちゃん



前記事に追記しましたが、
白ちゃんは里親様が決まりました。
ありがとうございました。


120422siro2
最後の添い寝記念写真


発症しないで長生きするんだよ!






120424saya
そして臆病猫ちゃんは
臆病なりに手や口も出るようになった。
慣れてくると本性が現れるので。
それでも、白ちゃんの最初の頃に比べれば
かわいいもんだ。





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ふわりくん、鼻が野菜色に染まっておりまする










Category: シロ(FeLV+)