今日はどんくんのお見合いの様子を載せますよ
里親希望者Iさんは里親募集サイトでどんくんを見つけてくださいました
どんくんが先日譲渡会参加した頃、Iさんからお問い合わせをいただきました
Iさんの家族構成と飼育環境と
ペットに対するお考えや、どんくんを迎えたい想いを読ませていただき
どんくんにやっとご縁が巡ってきたと感じ、嬉しかったです
5人家族のIさんは、全員一緒にどんくんと会うことを望まれており
譲渡会日はみなさんの予定が合わなかったので、後の別日にうちでのお見合いを設定しました
トライアルが決まるまでは募集は続くので、譲渡会へ予定通り参加し
結局、譲渡会ではどんくんにはお声がかからなかったわけです

(別日撮影)
1匹の猫を迎えるために「家族全員で会いたい」というIさん
ペット飼育に対する責任感をお持ちであり、それは子供たちも例外ではない、ということでしょうから
譲渡側としてはありがたい申し出です
ですから当日は、Iさんご夫婦とお子さん3人、家族全員5人でうちに足を運んでいただきました
うちの玄関を入り内ドアを開ける頃には、うち猫2匹はいつものようにダッシュで隠れてしまい
どんくんも臆病なところがあるので、ドームにこもってしまいました
みなさんとしばらくお話をして、どんくんには声を聞かせることにしました
保護経緯、ふだんの様子、フードの種類やトイレのこと、これまでの医療処置をお話し
譲渡誓約書に目を通していただき、不安点がないか確認します
それから飼育書(本)を読んでいただくこともお願いしました

(別日撮影)
そして、脱走防止対策のこと
メッセージのやりとりの段階で脱走防止対策についてお伝えしたところ
「ふだんの生活の中でどのように気をつければいいか、家族でシミュレーションしてみた」
という返信をいただきました
猫の行動を想像して、内ドアを必ず閉めたり、窓の脱走防止対策をどこまでできるか考えてくださったのですね
真剣に考えて具体的な実行を試みるIさんご家族の姿勢が、素晴らしいと感じました
お見合い日には、お住いの間取り図をお持ちいただくようお願いしたので
一戸建ての1階と2階、2枚の図を見ながら
脱走防止対策について話し合いました
ケージも用意していただくことになり、さらに具体的に食器やトイレの場所を決めていくと
どんくんが安心安全に過ごすためにどのように工夫すれば良いかが見えてきます
うちの窓の脱走防止対策を、Iさんの方から「見せてください」と言ってくださったので
もちろん参考に見ていただきました

(別日撮影)
それから、誤飲の危険性について
どんくんは、目の前にあるものをなんでもオモチャにできる才能があるので笑
どんくんに限らず、猫は物にじゃれる時はかじることも多く
「〝じゃれる〟と〝かじる〟はセットと覚えたほうがいいです」とお伝えしました
誤飲がないように、物をしまう癖をつけるなど、ふだんから注意が必要ですね

(別日撮影)
Iさんもご主人も積極的に質問されて
ご主人の「できることはすべてやろう」という心強いお言葉もあり
もうすでに、わたしの目の前にはどんくんを守ってくれる家族が存在していることを
ヒシヒシと感じることできて
わたしはもう嬉しくて泣きそうでした笑
(泣きそうなほど嬉しかったエピソードは、実はもうひとつあるのですが
長くなるので、そのお話はまた後日にします)
お子さんたちはとても礼儀正しくて
どんくんを怖がらせないように気遣ってくれましたし
12才の長女ちゃんは、わたしが話している内容をメモにとっていたんですよ~
どんくんのお世話をしようと心に決めているのですね
肝心のどんくんは、結局ドームにこもりっぱなしでした
長女ちゃん、次女ちゃん10才、長男くん8才
どんくんと対面してもらうために、ドームのそばに来てもらいましたが
ひとりずつ、そーっと足音を忍ばせて近づいてくれて
わたしが促すまで触ろうとせず、ほんとに優しい気持ちを持ったお子さんたちでした
どんくんと一緒の写真は撮れそうにないので
みなさんの手を撮らせていただきました

どんくんを撫でてくれる手がいっぱい!
なんて素敵なクリスマスプレゼントでしょう
ほんとにありがたいことです
感謝します
年明けのお届け日までに、脱走防止対策などどんくんを迎える準備をしていただいて
お子さんたちの夢でもあった「猫と暮らす」日々が、Iさん宅で来年から始まります
それまで、どんくんをこれまでどおり大事にお預かりしますね
(どんくんの写真は別日撮影のストックから載せました)

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