あなどれない物理的感触の効能

「シャー!」威嚇
「バシッ!」攻撃
をされると怖いけど、そりゃそうだ、
猫もそのつもりでやってるのだから
それを
人に触られるのがイヤなのだろうと
決めつけたら、もったいない
変な表現だけど、もったいないんだ実に

イヤなんじゃなくて
猫も「人が怖い」だけなんだもの

先日「食いしん坊の効能」という記事を載せた
つまり「ゴハンをきっかけに仲良くなろうよ」ということ
ゴハンはきっかけにしか過ぎないのだ

人馴れしていない保護猫を家猫修行する時に
わたしが意識するのが脳内物質だ

たまたま先日
オキシトシンについてツイートした





猫の一時預かりを続けてきたわたしが以前からずっと意識していたのは
「オキシトシンを出させたい」ということ

それは猫にとどまる話ではなく
猫の家族になった人間にも現れる効能でもある

触れ合うたび、ゴロゴロ音を聞くたびに
オキシトシンが分泌され、癒され励まされ
互いに幸せの時間を共有できる



猫と暮らす時にまず満たしてあげたい要素
空腹→おいしい→満腹
猫は人がゴハンを運んでくれると認識する
でも
それだけ?

人(家族となる人)はその先の幸せを共有することが出来る
そばに寄り添う→「安心」
声かけする→「嬉しい」
ナデナデする→「気持ちいい」
この時、猫の脳内物質が出ている経緯は「おいしい、満腹」とは別物だ

ナデナデをあなどってはいけない
猫の性格はそれこそ猫の数ほどあり
警戒心が強く、人馴れに時間がかかる猫もいる
だけど
ナデナデはどんな猫でも感じられる幸せだ
猫が気持ち良く感じる〝物理的感触〟なのだから
作業としては簡単でしょ、ナデナデ!

その〝物理的感触〟は
「安心」
「嬉しい」
「気持ちいい」
という喜びを猫に与えてくれる
そして人にもね

「満腹」と合わせてせっかく知った「安心」「嬉しい」「気持ちいい」を
里親さん宅で育み続けていただくことは
短期間でもその猫に関わったわたしの
切望でもある

人見知りするような少し繊細な猫が
新しい家で暮らし始めると
まず、室内環境と人間の家族に慣れる時間が必要になる
部屋の隅にこもり
猫は全身全霊で人間を観察している
その期間に優しい声かけとナデナデという接触が無いままだと
「安心」「嬉しい」「気持ちいい」を求める対象が失われてしまう

「満腹」はあっても
「不安」「寂しい」「怖い」と共に生きることになる
共に暮らす人間の方も、得られるはずの幸福が半減だ

里親募集を始める時には、どんなに警戒心の強い猫でも
ナデナデが気持ちいいことを毎日実感してゴロゴロ音を響かせているのだから
里親さんは
お家に迎えてから猫がシャー言ったり逃げたりする場合でも
怖がらずに〝物理的感触〟=ナデナデを
ゴハンやオヤツをきっかけに
忙しい一日のうち10分でもいい
ナデナデ時間を決めて実行してもらえたらと思う

外で生まれたり、棄てられたり
酷暑の夏や凍える冬の寒さの中、自力で餌場を見つけ、走行する車を避け、
厳しい環境で生きてきた保護猫たちは
里親になった人に触れられながら
共有する嬉しい楽しい時間があってこそ幸せになれる

里親のあなたから自然とこぼれる優しい笑顔と共に
猫も真の幸せに包まれるのだ




ナデナデ大好きだけど室内でくつろぐことを模索中のマアム
150211marm
今はケージ内が一番安心らしい^^



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保護ボラさん宅にいる猫たちです
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