関西弁

思いはたくさん、あふれるほど胸をつくのだが、それを言い表す言葉を見つけられなかった。というより、言葉を発する瞬間に、わずかな重力を感じるようになった。何か言いたいことがあっても、その重力のため、口が簡単に開かなくなったのである。重力から解放される場所にたどりつくまで言葉を探すのだが、大概は、それを探し当てる頃には、もう遅かった。

〜西加奈子「円卓」より〜


これは主人公こっこがあまり話さなくなった時を表した一節

不安定な時のわたしが陥る状態は
他人に伝えるには難しく「会話ができなくなる」とか「居るだけで精一杯になる」とか
そんな表現しか思い浮かばなかったけれど
この一節はまさにそんなわたしが言いたかったことのような気がした

こっこは小学3年生、わたしは子供と同じ、か?苦笑

西加奈子の作品を初めて読んだ
言葉を、文字を、愛していて絵のように浮かぶ人なんだな、と感じた
それと関西弁のリズム、ボケとツッコミなくては話にならぬ、みたいな笑
それが文章の中に自然に無理なく溶け込んでいる

ひと昔前のわたしだったら、関西弁というだけで読まなかっただろう
苦手だった関西弁、最近はそうでもない
ボケとツッコミ(どちらもわたしはヘタ)
オチあってこその会話(そんな高等な手段わたしにはムリ)

作者は絵も描く人らしいけど
読みながら、フォントが違う文字が並ぶ絵画も観賞するような
面白い感覚を楽しめる

西加奈子「円卓」



もう1冊、関西弁の凄さを再認識した
再読もしたけどやっぱりイイ
 



この小さな頭、かわいいでしょう
クリクリ撫でるのが毎日楽しみになるよ
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Theme: 読んだ本 | Genre: 本・雑誌
Category: 日常

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