猫に膝に乗ってもらいたい人もいるでしょう
人なつこくても、抱っこは苦手という猫もいます
できれば抱っこ好きになってもらいたいですね
マアムは抱っこに慣れるのも早かったです
夜寝る前にナデナデ催促するマアムだったので
触り心地がふわふわのガウンが
抱っこ練習にちょうどよくて

この練習はうまくいき
膝乗りも添い寝もするようになりました

膝に乗ることは、
猫にとってはナデナデとは違う経験なので
簡単に出来ない猫もいます
黒猫の豆たんは、フードやオヤツをあげる時に
人の体に乗ることに慣れてもらいながら、
抱っこ練習をしました
参考に
「家猫修行の続き~抱っこを目指せ!~」
この記事↑の行程を経験した後で
下の動画のように抱っこ練習しました
豆たんは現在里親様の元で幸せな猫生を送っています
【抱っこの練習をしましょう】
ご褒美のオヤツをそばに用意しておきましょう
まずは膝の上に乗ることに慣れてもらいます
猫がリラックスしている時間を見計らって、ナデナデします
静かに体を引き寄せて膝上に乗せます
この時に
脇の下に手を入れて上に持ち上げるより
ネコづかみして横に移動する感じで乗せます
抱っこに慣れていない猫は
脇の下に手をいれられることも
持ち上げられることにも抵抗を感じることが多いので
ネコづかみをします
ネコづかみは
母猫が子猫を運ぶ時と同じで
猫をおとなしく運ぶことができる方法です
猫の首根っこを掴みます
思いきって皮を手のひらいっぱいに、グワッとつかむのがコツです
※ネコづかみはかわいそうでできないという方がいらっしゃいますが
人も猫もなるべくケガが無いように
咄嗟の場合に猫の動きを止めるために有効な方法なので
ネコづかみは覚えておいた方がいいです
ネコづかみをして
なるべく体の力を抜いた状態のまま
膝に乗せます
膝に乗ったらナデナデしましょう
自分の胸と両腕で包み込むようにして
ゆりかごのように揺らしたりするのも効果的です
オヤツをあげましょう
怖がって離れた場合もオヤツをあげてくださいね
このような経験を繰り返していると
抱っこされても力を抜いてリラックスできるようになります
・・・・・・・・・
『外猫→保護猫→安寧の家猫へ』長々と連載してきました
家猫修行に悩む人の気持ちが少しでもラクになれば
と思って、書き溜めていたのをアップしてみました
外で生きている猫は
人間が生ませています
餌やりさんだけの責任ではありません
猫好きの人も猫嫌いの人も、野良猫も飼い猫も
・無責任な餌やりをしない
・避妊去勢手術をする
・完全室内飼いで終生飼養する
みんながこれらの共通の意識を持って暮らすことが必要です
ひとりずつ
一匹ずつ
です
それぞれの地域が
〝野良猫ゼロ〟という方向へ変わっていきますように

捕獲器に入り保護された時のサヤ
うち猫サヤは、保護当時まったく人慣れしておらず
繊細で神経質で学習能力が高い上に
偏食少食でエサで釣ることができず
とても手強いタイプでした(現在も)
ゴハン催促やナデナデの反応に、わたしは今も一喜一憂しています
声をよく出すようになったのもここ1年くらいだし
とっても控えめな小さなゴロゴロ音に耳を澄まして
ほくそ笑む毎日です
サヤとの出会いエピソードはコチラ
タイガとサヤの相性が良いことは本当に幸いでした

うち猫二匹に感謝です
『外猫→保護猫→安寧の家猫へ』
・その1~わたしにできるのだから、あなたにもできます~
・その2~里親さん宅まで短期間で~
・その3~猫の威嚇は怖くない~
・その4~ケージ生活を最短で終了するコツ~
・その5~ケージ生活終了の目安と室内フリー~

↑里親募集中の猫の詳細ページ載っています
里親会以外に保護ボラさん宅での面会が可能なのでお問い合わせください


脱走防止対策をしよう
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