心残りからの出会い そのニ

「その一」
からのつづき

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後日、捕獲場所の餌やりさんによくよく聞いてみれば、
「後ろ足不自由なコは2頭来ていた」らしく
仔猫3頭がゴハンをもらっていた。
黒白仔猫と、
後ろ足不自由なキジ白、
もう一頭も後ろ足不自由でかなり警戒心強く、人がいるとゴハン食べないコ。

三兄弟だ。

うちに今いるのは左後ろ足先端が無いキジ白だ。






余計心残りが深まった。
2頭、仔猫のうちに何故、後ろ足先端切断状態になったのか。
気持ち悪い心残りだ。






あのめっちゃ警戒心強いコ、捕獲できても
家猫修行がかなり困難と思われる。
餌やりさんも猫ボラさんもそう言う。
でも
でも
でも

・・・やってみよう。

わたしは秘かにそのコの名を決めた。
「トーマ」






4月中旬以降
トーマは以前程現れなくなったと、Aさんは言う。
メイン餌場をよそに見つけたか?




4月下旬
これでダメならあきらめよう。

捕獲機と同サイズダンボール箱2個作成し、
Aさん餌やり場と、もうひとつの餌やり場に設置をお願いする。
箱の中でゴハンを食べるのに慣れされる作戦。

数日後、様子を教えてもらう。
トーマも他猫も人がいなくなると、箱中でゴハンを食べているそうだ。
でもやはり他の餌場がある気配あり。

捕獲日を決める。

この日は朝からゴハンあげず腹ぺこ状態にしてもらう。
夕方、捕獲機設置。Aさんも手伝ってくれる。
トーマは、
一度人を見ると数時間姿を見せないくらいとても警戒心強い。
現れた親猫や兄弟猫にゴハンをあげていると、
遠くの暗がりにトーマを見つける。
でも、わたしたちの気配に逃げてしまう。

夜になっていた。
あちこち懐中電灯で照らして探す。
そして
トーマが潜んでいる場所を発見。

つきあわせるのは申し訳ないのでAさんにはお帰り頂く。
親猫や兄弟猫の食べっぷりからすれば、
トーマも同じくらい腹ぺこのはず。

20時。
捕獲機を移動し、潜んでるトーマのそばに設置。




21時。
懐中電灯に照らされるトーマは
一時間前と同じ体勢で潜み、捕獲機がそばにある。

・・・どんだけ警戒心強いねん

ていうか、
トーマ、どこかで食べてきちゃった?



22時半。
変わらず。
潜んでいるトーマの顔が懐中電灯に照らされ、
ゴハンの匂いする捕獲機はフタを開けて待っている。



23時半過ぎ。
捕獲機のフタが閉まっている!
懐中電灯で中を照らす。


・・・。


・・・手術済みの兄弟猫
・・・あなた、夕方たらふく食べたじゃないの!?

フタを開けると走って出ていった。

終了。





Aさんと
捕獲機お借りした猫ボラさんにケータイメールで報告。
トボトボ帰宅する24時過ぎ。






後日、猫ボラさんに報告及び相談。
トーマは
捕獲も家猫修行もかなり困難なタイプだし
餌場所は数カ所ありゴハンに困らないし
このまま外猫生活を続けてもらうことにする。

トーマよ、ゴメン。
そして、ありがとう。

トーマに出会えたから
サヤが今うちにいるよ。

120410saya
捕獲時のサヤ




トーマ、
キミのことはこれからも見守っていくからね。

120307toma
3月捕獲時のトーマ



※トーマにはその後の展開があります
 「トーマとの再会」2012.10/25


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Category: 【サヤ】

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